勃起力が足りず中折れしたり、最近勃起しづらいというED気味に悩んでいませんか?
いざ、性交をする際に勃起しないというのは相手をがっかりさせてしまうのはもちろん自分自身も悲しいですよね。勃起力を向上させたいけどクリニックへ行ったり面倒なことはしたくないですよね。
家でもできるツボによるマッサージを利用した勃起不全改善や勃起力を増す方法があります。
この記事では勃起力を改善させる、勃起維持力の上昇、ED改善などに効果的なツボを図解にして詳しく説明していきます。
ツボとは
はじめにツボについて軽く説明します。
ツボは「経穴」と呼ばれており、血管と神経の交わるポイントを指しています。「経穴」は例えるなら駅です。全身を巡る経絡と呼ばれる血の流れる経路のなかの要所要所に位置するのが経穴です。
東洋医学では全身を巡る経絡上に位置する経穴をたどっていくことで、身体の不調を探るという方法があります。ツボを押されると「痛い」と感じることがありますよね。あれはその付近にて身体が不調を伝えているのです。
人間のツボの数は世界保健機関(WHO)が定めた361個と言われていますが実際はもう少し多く存在します。今回はこの数多いツボの中からペニスに良い影響を与えるツボを厳選して紹介します。
基本となるツボの押し方
次に基本となるツボの押し方の説明をします。
ツボの押し方は指の腹で垂直にゆっくり押していきます。指圧の強さは、気持ちよさを感じるくらいです。例え痛いとしても気持ちよさがあれば丁度いい力になります。
そして体がリラックスした状態でツボを押すのが重要です。張りつめたり緊張した状態でツボを押してもしっかり押せなくて効果が少なくなってしまいます。リラックスした状態でツボを押すことで正しい効果が実感できます。
ポイントとしては呼吸を吐きながらツボを押すことを意識しましょう。筋肉は息を吐くタイミングでリラックスさせることが出来ます。
指圧する回数は3~5回を基本として押していきます。
ツボを押して痛みを感じる部分は不調を抱えている部分になります。その部分を指圧して痛みを我慢してまで強く押すと身体が緊張して収縮しまい逆効果になるので、痛みを我慢して強く指圧するのではなく優しく指圧していきましょう。
勃起力を向上させるツボ11選
先ほどのツボの押し方を踏まえた上でそれぞれのツボを紹介していきます。
ツボ1 【命門】
命門(めいもん)は生命の門という意味があります。それほど重要なツボになります。
頻尿や残尿感など泌尿器系、生理痛や不妊症など婦人科系、生殖器に関する不調にも効果があります。
命門はへその裏側、背骨の真ん中、もしくは骨盤の上のラインから指4本分上にあります。
ツボ2 【腎兪】
腎兪(じんゆ)は腎の働きが低下した時に使うツボです。
腎兪を刺激することで疲労回復効果、精力アップ、血行を良くし腰付近を温めることで腰痛改善も期待できます。
腎兪は先ほど説明した命門より指2つ分、外側の左右に分布しています。
ツボ3 【次髎】
次髎(じりょう)は仙骨に空いた孔にあるツボです。
次髎を刺激することによって排尿障害、生殖器疾患、腰痛、冷え性改善に効果があります。これは腰回りの血流が良くなることで得られる効果なので健康な状態であればペニスへの血流促進が期待できます。
次髎は背面の腰部分に存在します。尻にある仙骨にあるくぼみにツボがあります。背面の腰あたりに出っ張った骨がありますがその内側が次髎のある場所です。
ツボ4 【三陰交】
三陰交(さんいんこう)は冷え性改善でよく知られているツボです。
三陰交を刺激することで足から下半身へ血行を促進していき冷え性の改善、さらに血行促進によりペニスへの血流も良くしてくれるので勃起力向上が期待できます。
三陰交は足に存在します。内くるぶしから指四本分ほど上のすねの骨の辺りに分布しています。
ツボ5 【三焦経】
三焦経(さんしょうけい)は自律神経を整える効果で有名なツボです。
三焦経を刺激することで男性ホルモンの分泌が活発になる、そして自律神経のバランスを整える効果があります。男性ホルモンと自立神経のふたつはED改善に関係があると言われています。
三焦経は手に存在しています。薬指の爪の付け根から3mmほど根元、小指側にツボがあります。
ツボ6 【労宮】
労宮(ろうきゅう)は心とつながっていると言われ高ぶった神経を抑えてくれるツボで知られています。
労宮を刺激することで自律神経を整えて緊張を緩める働きがあり、ストレスやイライラを抑える、手のほてり、動悸、吐き気などの不調にも効果があります。
労宮は手のひらの2か所に存在します。手を握ったときの人差し指と中指の間、そして中指と薬指の間にあります。
ツボ7 【関元】
関元(かんげん)は「元気の関所」「気を整えるツボ」として知られています。
このツボを刺激する、もしくは温めておくことで体に活力が宿り、生命活動を向上させることが出来ます。頻尿の改善、冷え性の改善など様々な効果を期待できます。
へそに手のひらの人差し指を当て、その状態の小指の部分が関元です。
ツボ8 【中極】
中極(ちゅうきょく)は泌尿器系のトラブルに効くツボです。
このツボを刺激することで血流が促進されペニスへ送り込まれる血液を増やすことが出来ます。さらに冷え性、腰痛改善にも効果が期待できます。
恥骨の上から指2本分上の位置、もしくはへそに手のひらの親指を当て、その状態の小指の位置が中極になります。
ツボ9 【大赫】
大赫(だいかく)は男性ホルモンの分泌を促進するツボで知られています。
このツボを刺激することで男性ホルモンの分泌効果はもちろん、睾丸の働きを促進させる効果も期待されています。
大赫は先ほど説明した中極の5mm程となりの左右に分布します。
ツボ10 【横骨】
横骨は恥骨の中心から左右に指幅0.5本分の位置に存在します。
恥骨の探し方はへそからまっすぐ下に指を押し込みながら進んでいくと骨にぶつかります。それが恥骨の中心になります。
ツボ11 【気衝】
気衝(きしょう)は性機能改善効果で知られています。
気衝を刺激することで陰茎の腫脹・疼痛、疝気、月経不順、不妊症など性器官に対して有効な効果を発揮します。さらに勃起力の向上も期待できます。
先ほどと同じようにへそから恥骨の場所を見つけそこから左右に6cm離れた場所に位置するのが気衝です。
足の付け根をイメージしたらすぐにわかります。
勃起力向上させるサプリメント
トレーニングの効果は一朝一夕では手に入らないので日々継続することが大切になります。また、勃起力が上がる栄養素をサプリメントとして日々摂る事でより勃起力アップにより効果的です。
アルギニンやシトルリンなどNO系成分を積極的にとることで勃起能力向上の効果が期待できます。
また、栄養不足により亜鉛など成長ホルモンに関係する成分が少なければ、男性ホルモンであるテストステロン分泌量も少なくなり勃起能力は必然的に落ちてしまいますので、亜鉛の摂取も大切です。
勃起力の向上が期待できるNO系成分(アルギニン・シトルリンなど)や亜鉛を含んだサプリメントをまとめているので参考にしてください。
まとめ
ここまでツボについて、ツボの押し方、そして勃起力向上に繋がるツボを11個紹介してきました。
腰回り、下半身、股間部分の血流を良くすることでペニスへの血流も良くなっていきます。その結果、ペニスが勃起するための血液を十分に確保できるため、勃起力の向上、中折れ防止のための維持力をつけることが出来るのです。
コメント