男性機能に大きく関わっている男性ホルモンのひとつ「テストステロン」を知っていますか?
「いつまでも若くありたい」「健康な体を維持したい」でもなんだか最近すこしだけ体に元気がないような感じがする。実はこういうところにもテストステロンが関わってきます。10~20代がピークと言われ更年期などに伴い、減少していきます。
このテストステロン95%は睾丸で分泌されています。この睾丸の状態を整えることで、テストステロンが分泌されて勃起力を高める血管を強くすることが出来ます。
さらにテストステロンには筋肉質な体や骨格など男性らしさを構成、記憶能力の向上や生殖能力アップ、集中力の増加など様々な面で男性をサポートしてくれます。
この記事ではテストステロンの分泌を促進させるタイ式マッサージであるジャップカサイを取り入れた最高の睾丸マッサージ法を詳しく説明します。
睾丸とは
はじめに睾丸について説明します。男性の生殖器官の中心となる部分で精子を産生する器官です。
形はやや圧平された上下に長い楕円で卵のような形をしています。睾丸の産生された精子は熱に弱い特徴を持っていて体温よりも2度低い温度が適温とされています。そのため、男性の急所でありながら熱のこもる体内ではなく通気性の良い体外に存在しています。体外に位置することで温度調節を行うことが出来ます。
そしてさきほど説明した通り睾丸にはテストステロンととても深い関りがあります。ちなみに金玉と呼ばれていますが実際には白色です。
睾丸マッサージのやり方
睾丸マッサージを行うことでペニス付近の血流を促進させることができ、陰茎海綿体への血液をより送ることが期待できます。その結果、勃起力の向上、そして中折れ防止にも繋がります。
テストステロンを分泌させるマッサージには2種類あります。
ひとつ目が会陰の指圧マッサージ、ふたつ目が睾丸マッサージです。このふたつを順を追って説明していきます。
会陰の指圧マッサージ
- ペニスと睾丸をつなぐ根元を押し込む
- 陰嚢の根元ぐるりと一周押しながら周る
ゆっくり丁寧に爪が刺さらないように注意して行いましょう。痛気持ちい程度の力加減が重要です。
睾丸マッサージ
睾丸マッサージですが陰嚢→睾丸→精管の順でマッサージしていきます。
- 睾丸を手全体で包み込んですべての指を動かし陰嚢・睾丸を温める
- 陰嚢を親指と人差し指・中指でつまみ上下左右に引っ張る
- 睾丸を指全体を使って掴み上下左右に引っ張る
- 精管を引っ張り上下伸縮させて人差し指と親指で転がし左右にマッサージ
ちなみに陰嚢は、睾丸を包んでいる玉袋を言います。2の陰嚢を伸ばす事で表面の血流を良くなり玉袋の伸縮性を上げることができます。お風呂に入っていると陰嚢が伸びているのは血流が良くなっているからです。
睾丸を直接掴み刺激するので、ちからの入れ方には十分注意が必要です。痛みを感じない強さで行いましょう。中国マッサージ式では慣れてきたら軽く睾丸を叩くなど少し刺激を加えて効果をアップさせることもできます。
4の睾丸の上にコリコリとした管が精液の通路である精管になります。精管に停滞した精液を動かし、組織の調子を整えることでペニス全体の活性化が期待できます。とてもデリケートな部分なので優しく丁寧に行うことが大切です。
睾丸マッサージの注意点
ペニス付近、特に睾丸はとてもデリケートな部分です。
なので傷をつけてしまわないように丁寧な扱いがとても重要になっていきます。なのでマッサージが効果的にしやすくなる上、傷がつきにくくなる潤滑剤を使うようにしましょう。
ローションやワセリンなどを使いマッサージを行うことで摩擦がなくなり、怪我もしにくくなりますしマッサージがやりやすくなります。
ちなみに、ローションやワセリンなどの潤滑剤がなくてシャンプーやリンスを使うのはNGです。シャンプーやリンスに含まれている界面活性剤というものがペニスに悪影響があり腫れてしまったり痛みを感じたりする恐れがあります。
そしてマッサージはチントレと同じでウォームアップした状態で行うことで効果量を上昇させることが出来ます。なので湯船に浸かりながらや、温かいタオルを患部に当てたりなど自分に合ったウォームアップを行いましょう。
睾丸に効果のある食品6選
睾丸マッサージのような外からテストステロンの分泌にアプローチするのはとても効果があります。
ほかにも運動や睡眠、食事などからもテストステロンの分泌にアプローチできます。今回は体内から、つまり栄養素からアプローチすることでよりテストステロンの分泌を促進させることが出来る食品について6つ紹介します。
スイカ
スイカにはアミノ酸の一種のシトルリンが非常に多く含まれています。シトルリンは精力アップには欠かせない成分です。
天然のバイアグラと言われていて実際にも勃起不全の改善が期待されています。ほかにも血流促進により動脈硬化の緩和や運動パフォーマンスの向上効果もあるので精力アップとは切っても切り離せない関係の成分です。
シトルリンは身体の中にも少量存在しています。血管の機能維持に不可欠な成分であり、血管を拡げ血行を良くする働きがあります。さらにシトルリンは体内でアルギニンに変化し、テストステロンの分泌を促進させることが期待できます。
牡蠣
牡蠣には性機能の向上効果が期待できます。
ビタミンB12などのビタミン類や、亜鉛・鉄などのミネラル、さらにタウリンやグリコーゲンなどを豊富に含んでいる食材です。
その成分の中でも亜鉛が非常に多く含まれていてこの亜鉛が性機能の向上に深く関わっています。
亜鉛とはカルシウムやマグネシウムと同じミネラルの1種です。ミネラルは身体を維持するのに必要な5大栄養素の1つで自分の体では合成することができないため、外から摂取する必要があります。
亜鉛はテストステロンの分泌にも貢献するうえ、勃起能力の向上、精子の質・量を向上させる効果が期待できます。牡蠣のほかにもエビやカニなどの魚介類にも亜鉛が多く含まれています。ですが亜鉛の量がずば抜けているのがこの牡蠣です。
赤身肉・鶏肉
赤身肉にはビタミンDや亜鉛、たんぱく質などが非常に多く含まれています。ビタミンDや亜鉛はテストステロンの分泌にも深く関わってきます。そのうえ、たんぱく質が多く含まれているので筋力トレーニング時の筋肉の付き方を向上させることができます。
鶏肉にはたんぱく質はもちろん、アルギニンが多く含まれています。アルギニンは一酸化炭素(NO)の分泌促進により血流を良くしてくれます。
にんにく
精力アップや夏バテ防止といえば「にんにく」です。
精力とは性機能のことを指しています。にんにくが精力アップで注目されているかというと男性機能の向上に欠かせないアミノ酸の1種の「アルギニン」とテストステロンの分泌促進効果のある「アリイン」が多く含まれているからです。
アルギニンやアリインは男性向けの精力アップサプリメントを見たらまず含まれている成分です。にんにくにはその両方が含まれておりテストステロンの分泌促進を助けます。
ちなみにニラにも似た効果があるのでニンニクといっしょにニラにも注目しましょう。
卵黄
卵黄にはビタミンDが豊富に含まれており、テストステロン値を上昇させる効果が期待できます。それによって筋力トレーニングの効率アップ、筋肉質な体、丈夫な肉体を作ることができます。ボクシング選手が卵黄を選んでる理由はこれです。
アボカド
アボカドは「森のバター」や「食べる美容液」など栄養価の高そうな呼ばれ方を多くされています。
実際にも11種のビタミン、ミネラルなどが豊富に含まれていてその名前にふさわしい栄養価の高さを誇ります。
なかでも精力アップに繋がる亜鉛やアルギニン、ビタミンEなどが多く含まれています。さらにパンプキンシードにも含まれている不飽和脂肪酸が含まれています。不飽和脂肪酸はテストステロンの分泌を促進させる効果が期待できるので男性機能の向上効果に繋がります。
ただ「森のバター」という名前があるように油分が多いため少しカロリーが高めです。この油分は非常に健康にもいいのですがカロリーが高いため注意が必要です。
効果を倍増する為の方法
ここまで睾丸について、睾丸マッサージのやり方、そして睾丸に効果のある食品の説明をしました。
睾丸マッサージや栄養素によってテストステロンの分泌量は大きく変わってきます。30代辺りから減少していくテストステロンですが事前にこれらのことを意識しておくことで予防にもなりますし、低下していったテストステロンを正常値まで改善させることも期待できます。
ただ、効果は一朝一夕では手に入らないので日々継続することが大切になります。睾丸マッサージは毎日できるがこれらの栄養素を日々摂るのは大変というひとは精力サプリを利用することで効率的に栄養を摂取することが出来ます。
サプリの選び方が分からないという場合はテストステロンの分泌を促進させられる、男性機能を向上させられるなどの増大系・NO系サプリをまとめた記事があるので参考にしてください。
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