ペニス増大のために、ペニスがどのような構造であり、どうやって勃起しているのかを知ることによって、増大するイメージがより持ちやすいですし、増大するための最適な方法を定めることができます。今回、なるべく分かりやすく、ペニス増大に関わる組織について詳しく解説します。
ペニスの全体像となる構造
ペニスは、ほとんどの人がペニスの半分ほどが体内に埋もれているのです。ペニスは靭帯(ワナ靭帯)で恥骨に付着して骨盤の内側に押し込まれているんです。
ペニスは3つの海綿体が内部にあり、海綿体に血液が流れることで、ペニスが硬くなり勃起します。そして、海綿体はほとんどが血液で占められていますが、部分的に平滑筋で構成されています。
そして、海綿体の表面を包んでいる白膜(はくまく)、またその外側を守ってくれている筋膜(きんまく)があります。海綿体は白膜と筋膜に守られている組織なんですね。
では少しそれぞれ詳しく解説します。
3つの海綿体【陰茎海綿体と尿道海綿体】
ペニスの海綿体細胞には「陰茎海綿体(いんけいかいめんたい)」と「尿道海綿体(にょうどうかいめんたい)」の2つがあります。
上部に存在する2本の陰茎海綿体は、ペニスの根元で左右に分かれていて、陰茎脚(いんけいきゃく)を形成しており、尿道海綿体の中には尿道が通っています。海綿体は体の会陰部(えいんぶ:ペニスの体内にある根元)から亀頭の先まで続いていて、ペニスの大半を構成している細胞組織になります。
脳が性的興奮を感じたり、その他生理現象によって、血流が海綿体に流れ込み勃起します。
そして、海綿体の大半は血液ですが一部、平滑筋で構成されています。平滑筋は、自らの意思で動かせず、内臓や血管にもあり、筋肉と組織はかなり近しいです。平滑筋の量が50%を超えるペニスを持っている人、30%未満の男性などもいます。
ただ、41歳未満の男性の陰茎の平滑筋は「平均46%」、41歳から60歳までの男性は「平均40%」、60歳以上の人は「平均35%」と加齢によって平滑筋が減ってしまい、男性は勃起力が弱くなり、勃起したペニスサイズも縮小してしまいやすいです。
海綿体を守ってる白膜(はくまく)と筋膜(きんまく)
陰茎海綿体、尿道海綿体を包んでいる組織に、白膜(はくまく)と筋膜(きんまく)があります。
白膜(はくまく)は、海綿体の表面を包んでいる膜のことで、海綿体に流れる血管を守る働きがあり、海綿体に圧力が加わった時にペニスの形や構造を維持をしてくれます。白膜は血管が少なく、白く輝くような色を放っています。
この白膜に左右に偏りがあると勃起した時に右曲がり、左曲がりなど湾曲して勃起をしてしまうんですね。
そして、白膜を覆って「筋膜」という組織がさらに取り囲んでいます。筋膜は、血管や神経、内臓器官、骨など、体のあらゆる組織を包み込んでいて、それぞれの部位を適切に位置するように支えている膜になります。
この白膜(はくまく)と筋膜(きんまく)にも個人差があり、ペニスの白膜が2層の人が多いのですが、1つだけ、3層ある人と様々なケースがあります。
ペニスを内側に引きずり込んでるワナ靭帯
ペニスは、ほとんどの人がペニスの半分ほどが体内に埋もれていて、靭帯(ワナ靭帯)が恥骨に付着して骨盤の内側に押し込まれているんです。
なので、この靭帯を緩めて内側から引っ張ることでペニスの長さは露出する分長くなります。手術でペニスを長くする方法でこの靭帯を切ったり、お腹にくっつけたりと、内側にある靭帯にアプローチすることでペニスの長さを伸ばしています。
白膜・筋膜・海綿体・平滑筋の機能に基づいたペニス増大チントレ方法
ここまでペニス組織について白膜・筋膜・海綿体・平滑筋・ワナ靭帯についてお話ししました。面倒な話はどうでも良いから、増大方法を教えてほしい人もいるかと思います。
ですが、これを知っておくだけでトレーニングを理解して実践できるのでより自信を持って効果を期待できますね。では、ペニス組織の機能に沿った増大方法をお話しします。
靭帯にストレスをかけないで引っ張って伸ばす
ペニスを内側から外に露出するには、恥骨につながった靭帯を外側に緩め引っ張る必要があります。単純にペニスを引っ張るのです。これをすることで、靭帯を緩め外側に引っ張ることができますし、白膜・筋膜のストレッチができるので血流が行き渡る容量が増えて結果的に増大につながります。
ペニスを増大したいからと言って、強い力で引っ張ることで大きくなるかといえば、実は逆効果であり、強い力に対して靭帯が反発し鍛えられることによって一時的には伸びたとしても伸びが止まってしまいます。また怪我をする可能性も高くなります。
なので、増大したいと思って強くやった行為が裏目にでてしまうので、強い力で引くのではなく弱い力で長時間引っ張ることが重要になります。では具体的に靭帯にアプローチした引っ張る方法をお話しします。
自力ペニス牽引法
ペニスを指で引っ張って長くする方法です。
- 勃起させず、平常時のペニスで行なう。
- 親指、人差し指、中指の3本の指でカリを掴んで前に引っ張り続ける
- 引っ張った状態で360°回転させて全体的にストレッチをかける
- そのまま逆回転を行う
- これを1セットとして30秒〜1分ほどかけて一巡する
- 3~10セット行う
ペニス牽引法のポイントと注意点
ペニス牽引器具

- 平常時のペニスを引っ張り最大値に合わせ器具の長さ調整をする
- シリコンベルトを亀頭の直下に固定してストレッチをかける
ペニスの牽引自体を器具に任せることが出来るので面倒な手順はありません。
商品の装着や力加減に慣れが必要です。弱すぎる力でも効果は弱まりますし、強すぎても逆効果です。痛みが出ないけど、引っ張られている感はしっかりとある場所で引っ張り続けることが最大効果が期待できますね。
牽引器具で長時間使っているとどうしても痛みを感じます。亀頭の下部分、根元部分、陰茎全体と部分部分が少し痛くなります。その都度インターバルを設けて、マッサージを行い痛みが引いてきたらまた繰り返し装着しましょう。
ペニス牽引器具のポイントと注意点
平滑筋を鍛える
平滑筋を鍛えることで、ペニスの勃起力が上がり平滑筋も大きくなり増大につながります。ペニスの血流を使い圧迫することで物理的に平滑筋にストレスをかけることができます。
海綿体の血流を満たしてパンパンにすることで平滑筋に刺激を与えると同時に、白膜や筋膜に内側からストレッチをかけることができます。平滑筋にストレスをかけてダメージを与え、回復させる繰り返しにより、平滑筋が鍛えられペニスを大きく鍛えることができます。
これらの内側から平滑筋を鍛えつつ、白膜・筋膜にストレッチをかける方法をお話しします。
ジェルキング
ジェルキングは自力チントレ方法の中でも王道なトレーニングであり、海外で多くの研究が行われた際にもジェルキングを主軸にしています。
「ジェルキング」の手順
- ペニスを半勃起状態にする
- 潤滑剤をペニスにつける
- 親指と人差し指を使用してOKグリップを作りペニスの根元を握る
- ペニス亀頭部分に向けて2~3秒ほどかけて圧を加えながら血液を送り出す
- 亀頭前で停止してもう一つの手で同じように繰り返す
- 3〜30分程繰り返し動作を行う
ジェルキングのポイントと注意点
増大ポンプ
増大ポンプとは筒状の容器にチンコを挿入し真空状態を作り出す器具で、本来、EDの改善を目的として作られた器具で、アメリカのクリーブランドクリニックでも副作用のない勃起不全の治療する器具だと発表しています。
ペニスを挿入した容器の空気を抜き、真空状態にすることでペニスに気圧の差による圧力が影響します。その圧力が増すことで血管内の圧力が上昇することにより血流が促進されることで強制的に勃起状態にすることができます。
つまりペニス増大ポンプを使用することでペニスに十分な血液が送り込まれる状態を作ることでペニスのサイズアップ、さらに勃起力を高められるということです。ペニスへの血液が循環されず勃起しづらいと言った勃起障害を抱えているひとが使うことで血液の循環に体が慣れていき勃起不全の改善が期待できます。
ペニス牽引法のポイントと注意点
NO系サプリメントの服用
ジョージア大学のジェンキンス博士は「一酸化窒素(NO)は血管の内壁を覆う内皮細胞から分泌されると、平滑筋(へいかつきん)に作用して平滑筋を弛緩させる」とのことなので、NO系の食事をする、サプリメントを飲むことで、より血流促進に効果があることもわかります。
ただ、食事で摂取することは難しいので、「アルギニン」「シトルリン」などを含んだNO系サプリメントを服用することで楽に体内に取り入れることができます。
勃起力の向上が期待できるNO系成分(アルギニン・シトルリンなど)や亜鉛を含んだサプリメントをまとめているので参考にしてください。
まとめ
ペニスがどの様な形で体内に埋もれて、ペニスの根元の靭帯とつながっているのかによって差がでたりもしますし、様々な要因から同じメニューをこなしても増大率が異なってしまうんですね。ただ、自身がどの部分の組織にアプローチをしたいのかを定めることで、適切なチントレができますよ。
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