テストステロンを増やす栄養素・運動・食品について!

精力
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みなさんは「テストステロン」という成分についてどこまで知っていますか?

「いつまでも若くありたい」「健康な体を維持したい」でもなんだか最近すこしだけ体に元気がないような感じがする。実はこういうところにもテストステロンが関わってきます。更年期などに伴い、減少していくテストステロンなのですがこの成分の増やし方があります。

この記事ではテストステロンについて、そして増やす栄養素と食べ物の紹介をします。

テストステロンとは?

テストステロンとは男性ホルモンの代表的な成分です。筋肉質な体や骨格など男性らしさを構成するのに大切な性ホルモンです。

ほかにも記憶能力や生殖能力、集中力、さらに性機能に大きく関わる成分です。

そのテストステロンの分泌は10~20代がピークと言われそこからは緩やかに減少していく事がわかっています。つまり歳が増していくにつれて、筋肉の衰え、記憶能力の劣化、そして性機能への障害などが起きてしまいます。

逆を言えばテストステロンの維持ができていればこれらの予防・対策をすることができるということです。

テストステロンを増やすには?

では具体的にこの重要なテストステロンを増やすにはどうすればいいか、増やす方法は大きく分けて2つあります。1つ目は運動することです。運動をすることで自然と体がテストステロンを必要として必然的に増やすことができます。

そして2つ目は食事で増やすという方法です。テストステロンを作る成分の入った食品を体内に取り込むことでテストステロンを増やすことができます。運動と食事、それぞれ説明していきます。

運動でテストステロンを増やすには

運動をすることでテストステロンを増やすことができます。

運動しない男性に比べて運動している男性の方がテストステロンが多い、肥満な男性が運動したことで痩せることができたがそれだけではなくテストステロンが増していた。このように運動でテストステロンが増えるということは研究結果で証明されています。

運動なら何でもいいのか、テストステロンを増やすのに一番効果的なものは中でも筋肉トレーニングです。

同じ部位に抵抗・負荷をかける筋肉トレーニングが最も効果的です。

  • 腕立て伏せ
  • 腹筋運動
  • スクワッド
  • ダンベル運動

上記のようなある一定の部位にのみ負荷をかけるトレーニングをすることでテストステロンの分泌を増加する効果があります。

筋肉トレーニングは毎日継続することが大切です。つまり張り切って1日に過度な運動をしてその日だけで疲れ切ってしまい継続できない場合、意味がありません。

ですので無理のない程度に適度な運動で毎日続けることがとても重要です。普段筋肉トレーニングをしないという人はまずは簡単なものから始めてみましょう。

テストステロンを増やす栄養素とは

食事でテストステロンを増やすにはテストステロンの増加を促す特定の栄養素の入った食品を摂る必要があります。まずはその栄養素から説明していきます。

必須アミノ酸

必須アミノ酸はテストステロンを増やすのに必須と言える栄養素です。筋肉の形成、疲労軽減などの効果もあります。

必須アミノ酸は体内で作り出すことができない栄養素なので食事など体外から取り込む必要があります。牛肉、豚肉、鶏肉、たまごなど総じて「たんぱく質」と言われるものに多く含まれています。

シトルリン

シトルリンは遊離アミノ酸のひとつでウリ科の植物に多く含まれています。

シトルリンには血管拡張作用があり、血流を良くしたりそれに伴って運動パフォーマンスを向上させる効果があります。ほかにも成長ホルモンの分泌を促したり、筋肉を形成するたんぱく質の分解抑制、合成促進が期待できます。

つまり、上記の必須アミノ酸と合わせることでテストステロンを増やすのにより効果的になるということです。主にスイカに多く含まれています。

亜鉛

亜鉛は人体を構成するのに重要なミネラルの1つです。男性の精力アップ、サプリメントなどで目にしたことがあると思います。

身体の健康を維持するのに必要な5大栄養素の1つで自分の体では合成できないため体外から摂取する必要がある成分です。

精力を増すために亜鉛のサプリメントがあるように亜鉛はテストステロンの増加に促進させる効果があります。この精力が増すというのはテストステロンが増すことで起こる副産物です。実際にはテストステロンが増えるから精力が増すのです。

おもに牡蠣や干し魚などに多く魚介類に含まれています。

硫化アリル

硫化アリルもテストステロンの増加を促進する働きがあります。

硫化アリルは動脈硬化の原因となる血栓やコレステロールの代謝を促進させて血栓が出来にくくなる作用があります。つまり、血液をサラサラにすることができます。

ほかにも疲労の回復や精神を安定させてくれる効果もあります。血液の流れが良くなることでたんぱく質の吸収の向上にも繋がります。

おもに玉ねぎ、にんにくなどのユリ科に多く含まれています。

ニンニクで精を付けるというのはテストステロンが増加することで精力が付くことを指しています。

テストステロンを増やす食品とは

栄養素がわかったことでどの食品を食べることでテストステロンが増えるかがわかるようになります。

  • 肉類・・・牛肉、豚肉、鶏肉、卵
  • 魚介類・・・牡蠣、いわし、鰹節
  • 野菜・・・玉ねぎ、にんにく、ニラ、アボカド、にんじんなど
  • 豆類・・・納豆、豆腐、豆乳、カシューナッツ

これら上記のものを含んだ料理を食べることでテストステロンの増加の効果が得られます。筋肉のある男性はいつも肉類を食べてるイメージがありますがそれは運動と食事、両方でテストステロンを高めているところからきています。

サプリメントで摂取する

この数多くの栄養素を日々の忙しいときに料理から摂取するのは非常に難しいです。そういうときはサプリメントで摂取することで効率的に栄養素を取り入れることができます。

必要なときに必要な分だけ摂取できる。その上、どのくらいその栄養素が取れたかなどの計算が容易にできます。それに食事の時間だけではなく仕事の合間、就寝前などちょっとした時間に飲むことができるのはすごく便利です。

最近ではタブレット、錠剤、粉末状のものに加えグミのようなものも増えてきています。自分の好みに合わせて選ぶことができます。

勃起力の向上が期待できるNO系成分(アルギニン・シトルリンなど)や亜鉛を含んだサプリメントをまとめているので参考にしてください。

 

知った方がいい注意点

このテストステロンを増やす際に知っておいた方がいい注意点です。

途中でも何度か説明しましたが注意するべきポイントは2つあります。

1つ目は運動の場合の注意点です。過度な運動、オーバートレーニングは決してしないようにしましょう。身体への負荷が大きすぎるものになると身体が思うように動かなくて疲労を感じるようになります。

軽い運動でも体が思うように動かず非常に疲れやすい体になってしまいます。そうなってしまうと日常生活においても体に倦怠感、疲労感が残っていたり、食欲がなくなってしまったり良くない影響を生む可能性があります。

運動は毎日継続することが大切です。ですが上記のようになってしまうと運動自体に苦痛を感じるようになってしまい続けるのが困難になってしまいます。

そして2つ目が栄養素の過剰摂取です。ふつうに食品から栄養素を摂る場合はどうしても満腹感から過剰摂取にはならないのですがサプリメントを使うことで満腹感を感じることなく摂取することができてしまいます。

過剰摂取により体調不良を起こしてしまう可能性があります。消化器官に影響を及ぼし、胃痛や下痢を起こしてしまう場合がありますので注意が必要です。こちらも1日に多量を飲むのではなく毎日少量を飲むことで効果を発揮します。ですので適量を間違えないようにしましょう。

まとめ

ここまでテストステロンについて、その成分を増やすにはどうしたらいいかの説明をしてきました。最後に重要な部分をまとめます。

テストステロンとは男性にとって必要不可欠な成分で将来的に減少していくので増やしておくことで予防することができます。

テストステロンを増やすには運動することと食事で増加させる2つの方法があります。運動は毎日続けることがとても大切です。食事は特定の成分を摂取することでテストステロンを増加させることができます。

摂取が難しい場合はサプリメントを利用することで忙しいときでも短い時間でテストステロンを増加させる成分を摂取することができます。

サプリメントは1日に多量摂取するのではなく毎日適量を摂取することが大切です。

若いうちはまだテストステロンの減少にはなかなか実感が持つことが難しいですが今のうちに意識しておくことで予防することができます。すでにその減少について実感できているひとはテストステロンの正常値まで回復・改善が期待できます。

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