PC筋とは骨盤底筋の一つであり、尿意をコントロールしたり肛門を閉めたりする際に使われている筋肉であり骨盤の底(恥骨、尾骨および坐骨の間)に位置する筋肉を言います。
骨盤底筋の強化は血流を増加して、血液をペニスに留めたりと強い勃起を作り出すポンプ役割があるので、骨盤底筋は血流を増やし勃起力を上げるために重要な器官であり、骨盤底筋トレーニングは根本的な血流改善に役立つのです。
この様なPC筋ですが、一般的にBC筋肉と一緒の筋肉として分類をされて説明されることがほとんどです。しかし、これらは全く違う場所にある筋肉であり、男性は勃起力を上げるためにもBC筋に力を入れなければいけないのです。
PC筋は正面の恥骨に取り付けられた2枚の平らな筋肉(両側に1枚)でできています。BC筋は、陰茎の球根(海綿体の内部基部)を囲む様な形で結合されています。
ケーゲル運動でPC筋を鍛えられていてもBC筋を意識した力の入れ方をしなければ、効果がないこともありますので、BC筋とPC筋を厳密に分けてBC筋を鍛える方法をお話しします。
BC筋(坐骨海綿体筋)の役割やメリット
BC筋を鍛える効果は高くて、尿や精液を排出する時に使う筋肉になります。なので、精液を遠くに強く飛ばすのに役立つ筋肉なんです。射精の勢い弱いと感じるのならBC筋肉を意識的に鍛えることで強い射精ができるようになるのです。
また、BC筋海綿体と亀頭に血流を押し込む筋肉でもあるので勃起力を最大限にあげて維持してくれる筋肉でもあるのでBC筋は勃起と射精の2つの大きく関係してきます。
BC筋(坐骨海綿体筋)を意識的に見つけ出す
尿をしていて途中で止める筋肉がBC筋になります。なので普段の尿で途中で止める行為によってもBC筋を意図的に鍛えることができます。また、指を肛門の中に入れて指の腹で感じる部分がBC筋になります。
なので、勃起した時にペニスを上下に動かす時、勃起前の通常時にペニスが自分の方向に引っ込ませる時にBC筋に力が入っています。
これを意識してチントレ・ケーゲル運動をすることでどうやってBC筋に力を入れてトレーニングをすればいいのかが意識しやすくなります。では、PC筋だけじゃなくて意図的にBC筋を加えて鍛えるチントレ法をお話しします。
BC筋肛門開閉運動
肛門開閉運動では、負担が少なく日常生活で立っている時、椅子に座っているときにでも骨盤底筋に刺激して鍛えることができますよ。
- お尻の穴をギュッと締める
- その状態で3〜10秒停止しながらペニスを数回ピクピク動かす
- ゆっくり緩める動作を繰り返す
BC筋肛門開閉運動のポイントと注意点
BC筋ケーゲル運動
- 仰向けに寝た状態で足を肩幅に開き膝を立てる
- お尻の穴をキュッと締め内ももに力を入れて腰を上げる
- 肩・背骨・膝が一直線になる状態まで上げて3~10秒停止しながらBC筋に意識して力みペニスを持ち上げる感覚をもつ
- ゆっくり腰を降ろす
このトレーニング繰り返しを5〜10回繰り返して行いましょう。ペニスの大きさ増大よりもすぐに成果を感じられるトレーニングになります。1、2ヶ月で改善効果を期待できます。
BC筋ケーゲル運動のポイントと注意点
普段PC筋を鍛えるために行なっているトレーニングでBC筋に意識して力を入れるだけで全く違ったトレーニング方法になります。女性の場合にはBC筋はPC筋がかなり近しい力によって両方が動かすことができますが、男性の場合には独立して筋肉が分かれています。
なので、ケーゲル運動の時にも意図的にBC筋を動かさなければアプローチができないのでよりBC筋意識が重要になりますね。
BC筋を鍛えることで勃起硬度が増したり、射精威力が増した実感をしている人が多くいることからも男性機能を上げるのに役立つ方法ですね。
勃起力向上させるサプリメント
トレーニングの効果は一朝一夕では手に入らないので日々継続することが大切になります。また、勃起力が上がる栄養素をサプリメントとして日々摂る事でより勃起力アップにより効果的です。
アルギニンやシトルリンなどNO系成分を積極的にとることで勃起能力向上の効果が期待できます。
また、栄養不足により亜鉛など成長ホルモンに関係する成分が少なければ、男性ホルモンであるテストステロン分泌量も少なくなり勃起能力は必然的に落ちてしまいますので、亜鉛の摂取も大切です。
勃起力の向上が期待できるNO系成分(アルギニン・シトルリンなど)や亜鉛を含んだサプリメントをまとめているので参考にしてください。
・http://www.gyneflex.com/kegel_article.html
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