EDの原因を解説!理由を知ることで防止できる10個の原因

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EDになっていない状態を維持できていれば当然EDにはなりません。

つまりEDになるには何かしら原因・理由があるということです。少しでも勃起が以前より弱弱しいと感じているならこのどれかに当てはまっているかもしれません。

この記事ではEDになってしまう原因・理由を知ることで防止や対策ができるということについて詳しく解説していきます。

元気な勃起をするためのメカニズム

ペニスの海綿体細胞には「陰茎海綿体(いんけいかいめんたい)」と「尿道海綿体(にょうどうかいめんたい)」の2つがあります。

上部に存在する2本の陰茎海綿体は、ペニスの根元で左右に分かれていて、陰茎脚(いんけいきゃく)を形成しており、尿道海綿体の中には尿道が通っています。海綿体は体の会陰部(えいんぶ:ペニスの体内にある根元)から亀頭の先まで続いていて、ペニスの大半を構成している細胞組織になります。

脳が性的興奮を感じたり、その他生理現象によって、血流が海綿体に流れ込み勃起します。この血流が多く、ペニスに血液をおおく留めてパンパンにする事ができれば強い勃起が可能になります。

脳が性的興奮を感じ、脳が海綿体へ血液を流すよう信号を出します。そしてこのときの血流が多く、ペニス自体も血液を蓄積することが出来れば元気な勃起を引き起こすことが出来ます。

逆に言えばこのどれかが欠けてしまった場合、勃起が弱々しかったり、そもそも勃起しないということが起きてしまします。

EDになる10の原因

EDになってしまう可能性を生んでしまう原因は多く存在します。

ですがしっかり知ることが出来ていれば自ずと対策方法・予防策を知ることが出来ます。知らないままだと知らぬ間にEDを促進させてしまっていたりします。

年齢によるテストステロンの低下

テストステロンの分泌は10~20代がピークと言われ男性は30代を越えたあたりからテストステロンの分泌量が低下していくということが分かっています。

テストステロンとは男性ホルモンの代表的な成分です。筋肉質な体や骨格など男性らしさを構成するのに大切な性ホルモンです。

30代から歳を重ねるごとに男性ホルモンが減少していき男性機能はもちろん、筋肉の衰え、記憶能力の劣化なども起きてしまいます。つまり、テストステロン値が低下することにより性欲も低下するということです。

逆に言えばこのテストステロンの量をいつまでも維持することができていれば歳を重ねても常にガッチリした筋肉、しっかりとした記憶能力に加え男性機能も性欲も高いままでいられるということです。

適度な運動が出来ていない

適度な運動をしていないとストレスが溜まってしまい性欲低下に繋がってしまいます。

理由は運動をすることでテストステロンの分泌が促進されるからです。運動をしていないとストレスホルモンであるコルチゾールが増加してテストステロンがただ減少していくのでその結果、ストレスのたまった状態になり性欲低下、この状態が続いてしまうと勃起障害になってしまいます。

昨今はデスクワークでつねに座ったままだったりどこへ行くにも車を使ったり、自分の運動能力を使ったことをする機会が非常に減ってきています。ですので自分から運動をしない限りストレスの軽減は難しいです。

なのでストレッチだけでもいいので家で少しずつでも運動をするように意識しましょう。

ストレスが原因

歳を重ねるごとにストレスを受ける回数が非常に多くなってきます。それは当然のことで若いころと違い、対人問題が増えたり、責任を負う立場になったりなど様々な場面でストレスを受けてしまいます。

ストレスを受けることでストレスホルモンが増していき体のリソースがそのストレスホルモンの対処に充てられることで男性機能による性欲が減少してしまうということに繋がっていきます。

ストレスによって体が疲れた。脳が疲れたというのはストレスホルモンの対処をしている証拠です。これが続いてしまうと歳に関係なく性欲が少ない状態が続いてしまいます。自分のなかでストレスを発散できる場所を作ることが出来ればストレスを溜めずに済みます。

十分な睡眠がとれていない

十分な睡眠がとれていないとストレスが溜まっていってしまい、性欲が低下、及び勃起障害の繋がってしまいます。

睡眠には体の疲れをとるのはもちろん、ほかにもホルモンバランスの調整する効果があります。ストレスホルモン、成長ホルモン、男性ホルモン、様々なホルモンがあります。睡眠が十分にとれていないとホルモンバランスの調整ができずストレスが溜まったまま、むしろ増えてしまう可能性もあります。

シカゴ大学の研究で睡眠を十分にとった被験者Aグループと睡眠を5時間に強要した被験者Bグループを比較したところ睡眠を5時間しかとっていないBグループの性欲の低下、集中力の低下、活力の低下が確認されています。

はじめは睡眠をとれなくてストレスになっていたのがこの状況が続いてしまうとストレスによって睡眠がとれないといった最悪なサイクルに陥ってしまいます。

時間的に難しい場合もありますが睡眠時間は優先して確保するようにしましょう。

成長ホルモンは骨や筋肉による運動能力、代謝やアンチエイジング効果、さらには傷の治りにも影響してきます。睡眠によってストレスホルモン、つまりコルチゾールを低下させテストステロンを向上せることができる上、体の健康に有効なさまざまな効果を得ることができます。

アルコールの飲み過ぎで脳が麻痺

お酒は嗜む程度ならむしろ体に良いとされています。血行が良くなりテストステロンの分泌の促進効果も期待できます。

ですが、問題なのはアルコールの摂取のし過ぎです。飲酒のし過ぎで性交の際に勃起しなかった、勃起が弱いという経験はありませんか?過度の飲酒は麻酔のような効果が出てしまい男性機能を麻痺させて性欲が湧かなかったり勃起力が低下してしまったり、そういったことが起こる可能性があります。

男性機能の麻痺に伴い、テストステロンの分泌が正しくできなくなってしまいますテストステロンの分泌に伴い性欲もわいてこなくなってしまいます。必ず飲む量を決めてまだ飲みたいとなっても我慢する強い意志が大切です。

喫煙による血管収縮

喫煙することで性欲が低下してしまいます。

たばこは血液の循環に影響を与えてしまい血管収縮を起こしてしまいます。たばこの成分ニコチンはテストステロンの分泌を低下させてしまう効果があります。この低下に伴い、性欲もいっしょに低下していきます。それどころか喫煙者は勃起不全・勃起障害が発症しやすい傾向があります。

テストステロンは筋肉質な体や骨格など男性らしさを構成するのに大切な性ホルモンです。タバコを吸っているとかっこいい男性らしさがイメージできますが実際には男性らしさを構成するテストステロンの分泌量を減少させています。

百害あって一利なし。まさに煙草にぴったりな言葉です。

 

薬の服用によって

薬の投与によって性欲が低下してしまいます。

病気は体調を元に戻そうと男性ホルモンがそちらにリソースを充てるため性欲が低下してしまいます。これは体調が戻ればまた性欲も戻る一過性なものなのでそこまで心配がないのですが問題は医療薬による性欲の低下です。

医療薬にはほとんどの場面で副作用というものが付いてきます。化学由来の成分が入っているため効果は強力なのですがその成分の吸収を身体が拒むため副作用となって出てくるのです。

病気によっては仕方のないことですがなるべく医療薬には頼らない生活をすることで男性機能の低下、及び性欲の低下を避けることができます。

病気による性欲低下

先ほどの医薬品に少し近い理由になります。

病気は身体的にも外的にも大きなストレスです。病気は体調を元に戻そうと男性ホルモンがそちらにリソースを充てるうえ、コルチゾールが増加してしまうためテストステロンの分泌量が減少してしまい、性欲が低下してしまいます。

病気を治すための薬がEDを促進させてしまうのは最悪ですよね。ですので栄養を摂って十分な睡眠で治せる病気であればなるべく医薬品に頼るのは避けましょう。

性的刺激の頻度が少ない

性的刺激が少ないと脳が性的刺激に鈍感になってしまう傾向があります。

さらに勃起する回数が減ることでペニスに血液を循環させることが減ってしまい、この状態が続いてしまうと軽度なEDになってしまう恐れがあります。

ただ本当に性的刺激を受ける回数が少ないのか性的刺激を受けても脳が性的刺激と判断していないのかによっても変わってきます。

手術による勃起障害

手術後に勃起が上手くできないという勃起障害があります。

男性の場合、前立腺癌というものが出来てしまうとペニス付近にメスを入れ手術することになってしまいます。

ほとんど後遺症はないですが稀に術後、うまく勃起できないといった勃起障害を起こすケースがあります。ペニスと肛門の間の「会陰」と呼ばれる部分には勃起に必要な血液が溜まりますがそこを手術によって刺激することによって異常をきたしてしまうということです。

前立腺癌を例えで出しましたがほかにもペニス増大手術なんかでもそういったことが起こってしまいますのでなるべく手術はしないに越したことはありません。

まとめ

ここまでEDになってしまう可能性のある原因を説明してきました。

大人になることで仕事をするようになり規則正しい生活が難しくなっていきますが、健康な状態を維持することが出来ていれば自然とEDを予防することが出来ます。

食事・睡眠・運動を十分に行うことで勃起力の向上、性欲の向上、男性ホルモンのテストステロンの向上、ストレスホルモンのコルチゾールの低下、そして健康維持へ向かうことができます。ですがこの中で一番疎かになってしまいがちなのは食事です。

ただ食事を摂るだけならできますが栄養バランスや成分を考えなくては健康状態を維持できません。テストステロン値の向上効果が期待できる食材をまとめているので参考にしてみてください。

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